ブラッド・アウト

4/4リリース アットエンタテインメント

原題も'Blood Out'。ルーク・ゴス主演のクライムアクションです。共演陣が豪華で、ヴィニー・ジョーンズ、50 Cent、テイマー・ハッサン、エド・クイン、「俺たちチアリーダー!」のアナリン・マコード、元WWEのボビー・ラシュリー、そしてヴァル・キルマー!!*1 監督・脚本のジェイソン・ヒューイットは「キャビン・フィーバー2」や「奪還 DAKKAN」のプロデュースをやってた人。

警官のマイケルは、ギャングから足を洗いたがっていた弟が逆に見せしめに殺されたのを知り、激怒。だが、組織を追っているはずのFBIは動こうとしない。更に怒りが増したマイケルは警察を辞職、全身にタトゥーを施し、復讐の為の潜入“捜査”を開始する!

いきなりぶっちゃけると、そんなに捻りようのないストーリーとはいえお話的に面白味が薄いし、またしてもスローやらコマ落としやらブレブレ映像なんかを多用してるせいでアクションシーンがつまんなくなっちゃってる凡作でした。

ただ、出てる役者の面子がスゴい分、画面から妙な緊張感が伝わってきて、一応は最後まで見られる出来に。ルーク・ゴスvsボビー・ラシュリーの地下ファイトとかもあったりするし。もちろん、上手いヤツが撮ったらこのシーンももっと面白く見せられたとは思いますが。

出てくるおネエちゃんもキレイだし、Vシネマ感覚で流し気味に見る分にはそこそこな感じでしょうか。ただ、ラストはあんなんで良いのかなぁ?

ブラッド・アウト [DVD]

*1:IMDbによるとドミニク・クーパーもチョロっと出てる事になってますが確認出来ず。