静かなるドン 新章 頂上決戦!! 鮮血の大阪抗争編


11/4レンタルリリース クロックワークス

四代目(かな?)近藤静也役に袴田吉彦が就いた“静ドン”新シリーズが二年ぶりに復活。残念ながら監督が城定秀夫から寺内康太郎にチェンジ。キャストも鳴戸役の永倉大輔と猪首役の勝矢以外は総とっかえ。ヒロイン役は和希沙也です。更に木口亜矢も出演。前作の感想はこちら

三代目に就いたもののいまだに下着メーカーとの兼業を止めない静也、そして関西ヤクザ・鬼州組への対応に紛糾する新鮮組幹部会。その頃、静也憧れの人、明美は弟の事で頭を悩ませていた。しかもその弟が新鮮組の末端組織に入ってしまい…。

うーむ。どうしても城定作品の前作と比べてしまうから可哀想ではあるんですが、それにしてもちょっと微妙な出来でした。二年ぶりの作品にしてはツカミが弱いし、その後の展開もかなり適当。とにかく新鮮組内部の問題と関西ヤクザとの対決という二つの大きな話のバランスが悪くて、最初から最後まで散漫な印象のまま終ってしまう。

メイン三人 + 和希沙也とそれ以外の役者の力量、オーラの差も、こんな印象を持ってしまった大きな原因かと。それにしても木口亜矢は何故こんな端役を?