バトル・イン・プリズン
原題は'Locked Down'。ヴィニー・ジョーンズ、バイ・リンが出演している監獄アクションです。ホントの主演はヴァン・ダムの「レクイエム」に出ていたトニー・スキーナ。ドワイヤー・ブラウンも出演してます。監督は「デッドマンズ・アイランド」「ブラック・キャッツアイ」のダニエル・ジリーリ。
シカゴ。何者かにハメられて刑務所に収監されてしまった潜入捜査官ダニー。そこでは彼に逮捕されたワルたちが手ぐすねを引いて待っていた。そしてここでは、やはりダニーが逮捕した大物ギャング、アントンによってルール無用の賭けデスマッチが開催されていて…。
この後は、当然デスマッチに参加する事になる主人公。その間に彼の無実を証明しようとする女捜査官とか、大金をシャバに隠してる爺様とかが登場するという、ありがちな展開です。
で、いきなりぶっちゃけますが、かな〜りヒドかったです(w。とにかくセンスが古い! 何かと言えば直ぐにバックで流れるギャングスタラップ or ダサめなハードロック。出てくる男たちは全員サグいヤツら。そして女たちはほぼ全員ポルノ女優みたいなの! まぁ、おかげでやたらスッポンポンになってはくれるんですけどね(w。
ストーリーもヒドくて、肝心な事は他人任せで、主人公は格闘するのみ! で、その格闘も、現役格闘家が多数参加してるらしく、それ自体は結構な迫力があるものの、これも撮り方が悪いせいでダサく見えてしまってる…。
唯一のオモシロポイントはヴィニー・ジョーンズとバイ・リンのベッドシーン! スルーして貰って全然OKな駄作でした。
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