エイリアン・アルマゲドン - ［SAMPLE］ビデオながら見日記

出版社/メーカー: アメイジング D.C.
発売日: 2011/10/07
メディア: DVD
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原題も'Alien Armageddon'。地球に襲来したエイリアンとの戦いを描くSFアクションです。キャストはほとんど聞いた事の無い人ばかりですが、製作・監督・脚本・撮影・VFX・音楽を「スペース・インパクト」「トランスフォーサー」のニール・ジョンソンが務めています。

かつて地上を支配していたネフィリムが再臨! 世界中の都市を攻撃し、次々に支配してしまう。中でもいち早く降伏を宣言したロサンゼルスは、街の周囲を巨大な壁で覆われていた。壁の中で生き残った人々は防衛軍を結成。その中の一人、ジョディは壁の外にいるはずの娘との再会を信じて戦っていたのだが…。

こんな感じで、要するに「世界侵略：ロサンゼルス決戦」に便乗したのかと思われる内容でした。で、予告編を見て貰えば判るとおり、冒頭に繰り広げられるエイリアンの襲来&攻撃シーンは結構なインパクト! これは期待出来るかも? と思われたんですが…。

お話は、早々にエイリアンの捕虜になってしまうヒロインと、エイリアンから研究を強いられている女科学者、そして外で戦っている防衛軍の姿を平行して描く形。しかし、適当というか要領を得ず、緊張感も無い演出のせいで、その何れもが一体コイツらはどこで何をやってるのかすぐには判らない状態に。おかげで始まって10分も経たないうちから退屈になってしまいました…。

一応は銃撃戦とかもあったりはするんですが、安っぽいCGのせいでまるで迫力無し。カメラのレンズに血糊が! みたいな演出もしてるんだけど、これも血なのか泥なのか判らない汚らしさ。大体そんな事やる前にやるべき事があるだろ! 爆撃機のパイロットにヘルメットを被らせるとか!! こんな感じです。

エイリアンの名前から察せられる方もいらっしゃるでしょうが、一応旧約聖書からの引用なんかも挿入されたり。でもそれも、ちっとも身になってなくてオモシロさには全然繋がってない…。

こんな感じでかなりの凡作でした。終盤色々話が動いてたような気もしますが、おそらくは見た人のほとんどがそこまでに脱落しちゃうと思います…。