グラディエーター・キングダム
原題は'Kingdom of Gladiators'。スタッフ、キャスト共に聞いた事の無い人たちが作った、米伊合作によるアクションアドベンチャーです。
古代。世界制覇を実現するために悪魔と契約を結んでしまった王。彼はそれを夢の中の出来事と思っていたのだが、世界制覇を成し遂げた後で生まれた一人娘が何者かにさらわれてしまう。それから時は流れ、突然王国に姫が帰還。それを祝う闘技大会が開催される事になったのだが…。
この後は、姫の正体は悪魔の手先!? 悪魔を倒す為に勇者が?! という定番のストーリーです。
こんな感じで、冒頭から超お約束な展開。が、しかし…。とにかく全てがタル〜い。イタリアロケのおかげで舞台となるお城の映像はインパクトがあるものの、お話のテンポはユルユル、演技も素人レベル。WWEやZEROで活躍した現役レスラーが…と業界誌には書いてあるものの、お前誰やねん? という人たちが繰り広げるアクションも、腰が引けてるわ、撮り方も悪いわで全く迫力無し。はっきり言って、見ている間ずっと眠くなって仕方がなかったです。
全体の出来はサイテー映画というほど壊滅的なワケではないですが、とにかくただただ退屈。せめて姫や巨乳女戦士にエロいシーンでもあれば良かったんですが、それも無し。ネタにする要素皆無の凡作でした。
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