ドメスティック
12/8レンタルリリース ティーエムシー
坂辺周一の同名コミックを城定秀夫が映画化したエロティックサスペンスです。実は前後篇の二部構成になっていて、今回リリースされるのは前編のみ。後編は1/7リリース。劇場公開も予定されてるようですが、そちらは二本の再構成版になるのかな? 主演は浜田翔子と希志あいの。亜紗美、吉岡睦雄、石田雄生(「ゴースト・リベンジャーJK」)、瀬戸早妃、更に脇知弘、村野武範が出演してます。
お見合いパーティのスタッフとして働く遥は、ひょんな事から参加者の希と急速に親しくなる。実は、遥は忘れていたものの、二人は幼なじみで、希は一方的に遥の事を憎悪していた。標的に偶然再会した希は、遥に陰湿な罠を仕掛けていって…。
幼児期に虐待された希志あいのが、幼なじみの浜田翔子を逆恨み。異常な愛憎の炎を燃やすサイコサスペンスでした。
まずはエロティック部分から。希志あいのは当然ヌード&濡れ場あり。しかしちょっと痩せ過ぎてて、個人的にはあまりグッと来ませんでした。逆に浜田翔子の方は、そりゃあ脱いではいないけど、ブラの上からとはいえ石田雄生に胸を揉まれたり、吉岡睦雄にレイプされそうになったりと、予想以上の大奮闘。少なくとも、ヌルヌルだった「女囚??-シグマ-」に比べたら、そういった方面でのサービスはかなりのものでした。
で、城定作品としてはどうかというと、前半で“らしい”のは浜田翔子の転職先での上司になる亜紗美の姐御っぷりくらい。つまんなくはないんだけど、こういう湿ったテイストのサスペンスは今の作風に合ってないのでは? とすら思える感じ。
しかし! 終盤になっての大展開がスゴい!! 色々あって訪れる吉岡睦雄vs亜紗美による大流血戦!! 吉岡睦雄vs石田雄生による屋上セメントマッチの二連戦は、非常にスリリングだし、映像的にも見応え十分。ここがクライマックスか!? と思わせて…という二転三転ぶりも面白かったです!
前編でコレなら一体?! と、後編が今から楽しみ。なお、今回の歌は『遠き山に日は落ちて』(『家路』)でした。
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