セレブな彼女の落とし方

セレブな彼女の落とし方 [DVD]

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※予告編
 原題は'My Boss's Daughter'。アシュトン・カッチャー主演のラブコメディです。しかし相手役がタラ・リード!? と思ったら、2003年製作の作品でした。共演が結構充実していて、モリー・シャノン、ジョン・エイブラハムズ、カーメン・エレクトラ、デヴィッド・ケックナー、キーナン・トンプソン、ジェフリー・タンバー、そしてマイケル・マドセン! 更にタラ・リードの父親役は何とテレンス・スタンプ!! 監督もデヴィッド・ザッカー、脚本は「N.Y.式ハッピー・セラピー」のデヴィッド・ドーフマンです。
出版社に勤めるトムは、社長の娘サラにホの字。しかし、真面目過ぎる性格が災いして声をかけられずにいた。そんな時、何故かサラから自宅へのお誘いが! いそいそと駆けつけるトムだったが、実は親子が不在の間の留守番役で…。
主人公は、頼まれるとイヤと言えない、いわゆるいいひと。そんな彼が留守番をしている間、次々に珍客が舞い込みてんてこ舞い。しかし、ひと足早く帰ってきた令嬢といつしか打ち解けあって…という、ラブコメというよりドタバタ系の作品でした。
さすがにデヴィッド・ザッカーだけあって、ギャグの一つ一つはそれなりにドギツいヤツもあったりして、クスリとさせられたりはします。しかし、それらが重なり合って作品全体の面白さにまで…という出来では無かった。ストーリーもベタなだけで、驚かさせるようなモノは無くて残念。だから今までほっとかれてたんでしょうけど。
強いて言えば、この頃のタラ・リードは可愛かったと再認識出来るのがイイところかな? テレンス・スタンプはただ頑固ジジイなだけで見せ場は少なかったけど、マイケル・マドセンはオシッコギャグを見せたりとコメディアンたちに負けず頑張ってました。