12ラウンド
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/04/02
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※予告編
原題も'12 Rounds'。「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」に続く、WWEフィルムズ製作、ジョン・シナ主演で贈るサスペンスアクションです。しかも今回は監督がレニー・ハーリン!! 共演は「イントゥ・ザ・ブルー」のアシュレイ・スコットです。
ニューオリンズ市警のダニーは、FBIが追う凶悪犯マイルズの追跡に参加。見事に逮捕したものの、その際に事故でマイルズの恋人が死んでしまう。それから一年後。ダニーを逆恨みするマイルズは、逆に彼の恋人モリーを誘拐し、ダニーに十二の難題を解く事を強要して…。
この監督と主演俳優のコンビだから、見る前からどれだけ大味なのかは判ろうというモノ。実際、犯人はスゴく悪くて狡猾というだけで全然リアリティが無いし、FBIは完全に人でなしという超定番な描き方!
でも、近作ではサスペンスやホラーなど、らしくないジャンルを撮っていたハーリンにとって、この大味アクションはまさに水を得た魚状態! 12ラウンドの初っ端からシナの愛車&自宅を大爆破するという豪快さで、以後も色んなバリエーションのカーアクションと爆破が、ほぼ二時間ぶっ通しで描かれていくのです!
演じるシナも、ハーリンの豪快演出に体を張って応えてる。ちゃんとパワーキャラなのを見せるシーンもあるしね。
それと、ホントに大味なだけで何のフックも無かった「ネバー・サレンダー」に比べたら、主人公に協力する相棒を配して犯人像に迫る構成にもなってたり、映画として遥かに見られる出来になってました。
文句をつけるなら、スタイル抜群のアシュレイ・スコットのセクシーショットがほとんど無い事くらい。最近では中々見られない、イイ意味でのバカアクション。男子なら見なきゃダメでしょう!
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※予告編
でも主演がテッド・デビアス・Jr.って…。しかも監督が「陰謀の戦艦」のロエル・レイネ…。一応、マイケル・ルーカーが出てるみたいだけど…。色んな意味で人選間違ってると思うなぁ。そりゃ米本国でもDVDスルーになるよ。
※見ました。感想はこちら。