もう一つの柳川組木槿の花完結編 - ［SAMPLE］ビデオながら見日記

松山の伝説のヤクザ、柳川重男氏にスポットを当てた任侠ドラマ完結編。前作の感想はこちら。

遂に柳川組を旗揚げした柳川重男。だが親である度会組は、若頭の高橋が親分を蔑ろにしてのさばり始めていた。そして重男の懸念通り、高橋の標的は柳川組にも向けられて…。

いつもは主役を献身的にサポートする美味しい役に納まってる松田優が珍しい悪役ポジション。でも、いつものイメージがあるからどうにも違和感が…。更にそこにいたるまでの過程がほとんど描かれていないから唐突な印象が拭えない。

まぁ、こんな感じこそ、いつもの実録Vシネマテイストと言えるかも知れませんが、最終盤にいたるまでこんな唐突な展開が続くんですよねぇ。おかげで最後は見てる方はどう盛り上がればいいのか、困惑してしまうくらいな投げっ放し感。

適当な演出と言えば、サブタイトルにもなってるムクゲの扱いも、えっ、これだけ?!という適当さなのにはさすがにビックリしました。

主演の尚玄(のルックス)がキマってるだけに、どうにかならなかったのかという気分です。