関東最大の暴力団の幹部が殺される。だが敵対する組織に反撃するどころか、傘下のサラ金やトルコを組のチンピラに襲わせるという不可解な指示を出す会長。実は彼の一人娘が誘拐され、全ては誘拐犯の指示によっておこなわれていた事が判明して…。
犯人は会長に恨みを持つ暴走族。コイツらがアホなのは仕方ないとしても、対する黒岩軍団までが相当にマヌケな捜査を続けるというお話的には微妙なエピソード(だって人質の居場所を聞き出す前に、クロ自らハンドルを握るダンプで犯人の一人を圧死させちゃうんだもん)。
良かったのは軍団の暴力にもヤクザからのプレッシャーにも最後まで刃向かう犯人役の本田博太郎くらいでした。
