カウントダウン 地球滅亡の日

11/25レンタルリリース アットエンタテインメント

Countdown: Jerusalem

原題は'Countdown Jerusalem'。The Asylum社製作による世界終末系のパニックスリラーです。キャストはThe Asylum作品で脇を固めてたヒトたち。監督も新人さんみたい。

画期的な中東和平会議が始まったその日、ロサンゼルスで大地震が発生! その直後、TVレポーターのアリソンの一人娘が公園のトイレで消えた! 始めはCIA職員の元夫が連れ去ったと思い込んでいたアリソンだったが、彼も行方知れずに。その間にも世界各地で未曾有の大災害が発生! その影響で世界経済も壊滅状態に。夫の部屋で見つけた謎のメモリを手がかりに、和平会議参加に対する反対運動で荒れるエルサレムへ飛ぶアリソン。だが彼女の乗った飛行機の前に巨大な嵐が!?

「ノウイング」あたりに便乗したのか、それとも「アポカリプス 地球最後の日」に続く似非宗教パニックなのか。製作意図は判りませんが、とにかく辛気くさくて退屈な作品でした。

ただでさえダラダラと取り留めの無い作風のThe Asylum。それが謎解き要素の入ったスリラー映画となると、もうホントに“お前ら、何やってんの?”“何ワケ判んないこと喋ってんの??”状態に。連休中でボンヤリした頭には相当にキツかったです。

強いて良い部分をあげると、ディザスター部分のCGがちょっとマシなのと、どうもホントに中東でロケしているらしく絵的には悪くないこと。まぁそっちに予算を取られたせいで、いつもの“昔の名前で出ています”的なキャスティングが出来なかったんでしょうね。

パクリ映画みたく突っ込みどころが見つけにくいから“何コレ、サイテー! ギャハハハ!!”みたいな見かたも出来ず、ただ単につまんない映画になっちゃってました。ラストもワケ判んないし。

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