スネーク・ダイヴ
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- 出版社/メーカー: アットエンタテインメント
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: DVD
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原題は'Silent Venom'。米海軍の潜水艦を毒ヘビ軍団が襲撃! という、動物パニックと潜水艦アクションの二大人気ジャンルを合体させた作品です。主演はルーク・ペリーと「フィースト」のクリスタ・アレン。トム・べレンジャーもチョロっと出演してます。でも監督がフレッド・オーレン・レイなんですよね…。
上官と揉めたせいで米海軍を辞める事になったオニール中佐。最後の任務として台湾軍に払い下げられた老朽艦を現地へ届ける事になったのだが、そこへ米陸軍の依頼で東シナ海の孤島で極秘研究を行っていた女性科学者アンドレアの救出指令が入る。オニールにも黙って研究材料の毒ヘビを艦内に持ち込むアンドレア。折りしも東シナ海では中国海軍による大規模な演習が始まって…。
オーレン・レイの映画なんでハナから大した期待はしてませんでしが、それにしてもヒドい映画でした。いや、今更海洋版「スネーク・フライト」を作るという志の低さや、ヘビさんたちの低レベルなCGは全然許せるんですよ。何がヒドいって、脚本がホントにヒド過ぎる! だってトラブルの原因になるのが全て出て来るヤツらがアホだから、なんだもんなぁ。
まず必要以上のヘビを艦内に持ち込む理由が、女科学者のバカな助手*1が何となく勿体無いと思ったからだし、艦内に解き放たれるのもアホな水兵が箱の中身が気になってちょっと蓋を開けたら飛び出した! だし、中国海軍に取り囲まれるのも情報部がミスったからという具合で、コメディとして作られてないのが不思議なくらいバカな展開が続出!
普通に軍上層部が暗躍してて…とか、テロ集団に通じていて…みたいにした方がベタだけどスムーズに話が進むと思うんだけどなぁ。何故わざわざこんなストーリーにしたのか全く理解不能でした。
終盤もグダグダ過ぎて、どこがクライマックスなのか判らないほど。普通の感覚で見たら怒り出すこと必至。ネタとしてツッコミを入れながら見るしかない大駄作でした。
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*1:ヘビが立てる音にビビってお盆をひっくり返し、それに乗ってたほとんどの血清を壊してしまうくらいのバカ。