三国志

趙雲子龍視点から『三国志』を描くというのは悪くなかったと思うんだけど、そのアレンジの仕方というか、話の端折り方が不味くてヘンな映画になっちゃってました。

サモ・ハンが単なる足手まといのオッサン役だとか、兜が英国軍風の鍋の蓋みたいでカッコ悪いとかも気になるし、何よりサモ・ハンがやったにしてはアクションシーンに魅力が乏しいのが残念。

どうせ大作感では「レッドクリフ」に敵うワケがないんだから、徹底してマンガみたいな映画にすれば良かったと思います。琵琶を片手に、PETAに怒られそうなコートを背負って登場した時は“オオッ(w”と思わせたマギー・Qをもっと活かすとかね。

香港で二番煎じ映画を撮るなら、やはりバリー・ウォンに限るというのが結論です。

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