JIGSAW デス・マシーン
世界各国で作られたスリラー映画を無理矢理まとめた「JIGSAW」シリーズ第七弾! 原題は'Machined Reborn'。「スポーツキル 地獄の殺戮ショー」のクレイグ・マクマホンがその前に撮ってた'Machined'かと思ったら、どうもその続編の様です。今回も製作、監督、脚本、撮影、編集、メイク等々、全てマクマホンが一人でやってます。一応「JIGSAW」シリーズの前作「デス・トラップ」の感想はこちら。
ガラクタの山に囲まれた廃工場が建つ広大な土地を買い、ここで新婚生活をスタートさせる事に決めたケイドとジェスのカップル。ところがここには先客がいた! ゴミの山の中で息を潜めていたハゲデブメガネ男にジェスは拉致され、両手両足を切断! 奇怪な拷問椅子に縛り付けられてしまう。そして彼女の命と引き換えにケイドに殺人を強要するデブ男。折り悪く、そこに現れた強盗団の銃撃を受け、顔面を破壊されたケイドは、そこらにあった鉄くずを使って自ら殺人マシンに変身! 工場を訪れた人々を次々に血祭りにあげていって…。
「スポーツキル」同様に、映像のインパクトは相当なモノ。縛られ役のネエちゃんを、お顔の出来は二の次、縛られて映える肌の質感&巨乳を優先してキャスティングしてる事からも映像センスの良さが垣間見えます。
でもねぇ。続編ホラーだから説明不足になるのは仕方ないにしても、如何に言ってもシナリオが弱い。スリラーとしてキッチリ作ってもないし、不条理と言えるほどデタラメな暴走系になってるワケでもない。この辺も「スポーツキル」を見た時と同じ感想だなぁ。
明らかに長所を持ってる監督だけに勿体無い。このままだとB級以下の存在で終っちゃいそう。
※第一作'Machined'の予告編
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