ガーディアン

ドルフ・ラングレン ガーディアン [DVD]
5/22レンタルリリース アメイジングD.C.

※予告編
 原題は'Direct Contact'。ドルフ・ラングレン主演のハードアクションです。共演はマイケル・パレ! 米独合作ですが、製作はNU IMAGE社。監督・脚本は「シャーク・イン・ベニス」のダニー・ラーナーです。
海兵隊員マイクが収監されている極寒の刑務所を米国大使館員コネリーが訪れる。保釈を条件に政府が介入出来ないある誘拐事件の解決を依頼するコネリー。条件を受け入れ、誘拐されたアメリカ人女性アナが監禁されているという黒海沿岸にある武装組織の収容所を急襲、無事救出に成功したマイクだったが…。
うわーッ!! これって「その男 ヴァン・ダム」に出てきた様に、セガールやヴァン・ダムとシナリオの争奪戦があったんじゃないの? で、一番ギャラが安いからラングレンに決まったんじゃないかと思われる、こいつら主演で何度も見せられた様なベッタベタなB級アクションでした。当然、実はパレ演じる大使館員が真の悪モンで、ラングレンが助けたネエちゃんと孤立無援、孤軍奮闘の逃亡劇を繰り広げるというパターン。銃撃戦もカーチェイスも大爆発もしっかりあるゾ!!
とにかく、敵も味方も全く深みの無い薄っぺらさ、最後まで全く意外性の無い内容でした。でも、この手の映画なら作り慣れてるNU IMAGE社だけに、奇をてらった背伸びをしてないからレンタルユーザーが安心して楽しめる作品とも言えます。それにテレ東主導のこのメーカーがリリースするのに、これ程お似合いな映画も中々無いという気が。久々に見たラングレンの惹句“人間核弾頭”もハマってる!
それと、ロケ地ブルガリアの美女がわんさか登場、それもオッパイまでたんまり見られるというのも実にB級らしくてイイ所。逆にヒロイン役のおネエさん(アメリカ人)は、一応ラングレンとのラブシーンはあるもののヌードを出し惜しみするヌルさ加減。お前よりトップレスバーで踊ってる現地のネエちゃんたちの方がレベルが高いんじゃ! ボケ!! って感じでした。