Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay

ずっと買わなきゃと思ってた本作もこの機会に購入。何しろたったの7£強ですからねぇ。

韓国系のハロルドとインド系のクマーによるアメリカ縦断ドタバタ珍道中コメディ。詳しい内容は去年町山大将が『ストリーム』でほとんど喋ってるのでそちらで。

それを聞いた時にはもっとインディペンデントっぽいのかと思ってたけど、ちゃんと金の掛けられたメジャー感のある作りでビックリ。そして全編“チーチ&チョン”ばりにハッパ吸い捲りなのかと思ったら、こちらも要所要所で登場するだけ。まぁ下ネタの方は全編に渡って展開しますけどね(クライマックスでもオナラがブー! みたいに)。

日本で劇場公開もDVD化もされないのは、おそらく判り易いスターが一人も出て来ないのが一番の原因だと思います*1。そういう意味ではハロルド役のジョン・チョーがスールー役で出演するリメイク版「スタートレック」に便乗して、というのが一番あるパターンかな。やっぱ無理かなぁ。

第一作から引き継いでるネタもあるみたいだけど、何しろテンポが良くて笑いっぱなしだったし、BGMの選曲センスも中々。少なくとも町山さんの一連の書籍を愛読してたりポッドキャストも逃さず聴かれてる方、「26世紀青年」に大笑いした方は必見でしょう。

それとボトムレスパーティはお尻フェチのヒトにはホントに至福の時。オッパイ星人向けのシーンもあるし、"しゃぶれよ!"なシーンもあるから、やっぱコメディ好きなら全員必見!!

*1:知られてるのは「ザ・シールド」「チェ・ゲバラ 革命と戦いの日々」のポーラ・ガーセスと「NUMB3RS」のデビッド・クロムホルツくらい。