修羅之魂 激動渡世編
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稲川会二代目会長・石井隆匡に仕えた井の上孝彦氏の半生を、小沢仁志主演でドラマ化した任侠シリーズ完結編。前作の感想はこちら。
兄・信彦から井之上組を引き継いだ孝彦は、石木会長の命を受け、群雄割拠の新宿歌舞伎町へ進出する。警察からの介入で事務所を構えるのもままならない井之上組だったが、孝彦は組員たちに対し、“地図の上ではなく、人の心に縄張(シマ)を作れ”をモットーに、これまで通りに弱気を助け、堅気衆の信頼を得る事を指示する。だが、暴力団的な行動を取らない孝彦に焦れた警察は微罪で彼を逮捕。懲役二年の刑を受け、孝彦は故郷・熊本に一人残る母親に自分がヤクザである事を告白する事を決心して…。
前作はヤクザVシネマらしからぬコミカルな要素が楽しめた作品だったんですが、今回は真面目な任侠ドラマにシフトされててちょっと残念。
それでも、ただ抗争を描くんじゃなく、主人公と母親の絆を軸に、そこから親分との関係や家族のあり方などに踏み込んだドラマ色の強い内容で、これはこれで興味深かったです。特に母親役の鶴田さやかの老け演技は一見の価値アリ!
他にも、ゆ〜とぴあピースが侠気溢れるヤクザっぷりを好演していたり、島田洋八が主人公にくらいつく激シブマルボー刑事役だったりと、最近のヤクザVシネマの中ではかなり見どころのある作品ではないでしょうか。
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