7月 見たかったのに見られなかった作品(順不同)

今月発注検討した8月下旬から9月上旬にかけてリリースされる作品の中から、サンプル版で見られなかった未公開系作品をピックアップ。

梨元勝の芸能暗黒都市伝説

梨本勝の芸能界暗黒都市伝説(ソフトデザイン版) [DVD]

今月はダントツでこれ! 梨元勝をストーリーテラーに迎えての芸能界裏話モノみたいですが、何しろ描かれる話の主役が、泉ピン子(吉行由美!)と沢尻エリカ(宝月ひかる)の間で揺れるアイドル志望の青年…って誰だよそれ!? 予告編を見ると、例の“別に…”まで完コピ! だったらエリカ様役に夏川ルイ嬢を起用して欲しかったなぁ。とにかく必見だ!

ジョン・ウォーターズ in DEATH13

ジョン・ウォーターズ in DEATH13 DVD-BOX
9/3リリース エスピーオー

原題は'Til Death Do Us Part'。ジョン・ウォーターズ主演(?)の結婚をネタにした悪趣味犯罪TVシリーズ。

悪魔の毒々バーガー 添加物100％

9/5レンタルリリース ギャガ・コミュニケーションズ

原題は'The Mad'。ビリー・ゼイン主演のホラーコメディみたいですが、トロマ作品じゃないのに“悪魔の毒々〜”ってつけて良いのかね? ギャガが名づけ親だから良いのか。

※見ました。設定自体は悪くないのに、そこから全然話が膨らまない、どころが萎んじゃってるよ! ビリー・ゼインは頑張ってたと思います。その娘役のマギー・キャッスルも可愛かった。

ギャング・オブ・ブルックリン

ギャング・オブ・ブルックリン [DVD]

原題は'Brooklyn Rules'。アレック・ボールドウィン、フレディ・プリンゼ・Jr.主演のクライムドラマ。ミーナ・スヴァーリ、モニカ・キーナも出演。プリンゼ・Jr.は「理想の恋人を見つけるための7つのジンクス」(原題'Boys and Girls')というラブコメも9/5にリリースされます。こっちもクレア・フォラーニ、ジェイソン・ビッグス、アリソン・ハニガンとキャストが充実してますが、2000年製作の作品なんだよねぇ。

殺人遊園地

殺人遊園地 [DVD]

原題は'Dark Ride'。以前紹介した「屍体」や「悪夢男」と同じ、AFTER DARK HORRORFESTで上映された一本。主演はジェイミー・リン・シグラー。

ビキニ・キラー 真夏のくい込み殺人

ビキニ・キラー 真夏のくい込み殺人 [DVD]

原題は'Do You Wanna Know a Secret?'。第一弾が「悪魔のサンタクロース」だったから、往年のB級ホラー復刻レーベルになるかと期待してたら、次がこんな典型的スラッシャーホラーでガックシ。

人喰殺人鬼

人喰殺人鬼 [DVD]
9/12リリース J.V.D.

原題は'Zee-Oui'。1946年、中国からやって来た基地外が幼児を殺し捲り喰い捲りというタイ産実録ホラー。やっぱ中国人は怖いねぇ。

ケイジ

ケイジ [DVD]
9/3リリース シネマファスト

原題は'Masz na imie Justine'。東欧美女を狙った人身売買をテーマにしたポーランド製サスペンスだそうです。

5フィンガーズ

8/20レンタルリリース ソニー・ピクチャーズ

原題も'Five Fingers'。同じ原題の「五本の指」のリメイクではなくて、モロッコを舞台にした社会派サスペンスの様です。主演はローレンス・フィッシュバーンとライアン・フィリップ。

キラースネーク

キラースネーク [DVD]

原題は'Lockjaw Rise of the Kulev Serpent'。呪術によって生まれた巨大ヘビが大暴れ! 単なるモンスターパニックじゃなくて、青春スラッシャーの要素もあるそう。主演はDMX。

ハウス・オブ・アッシャー アッシャー家の崩壊

ハウス・オブ・アッシャー~アッシャー家の崩壊~ [DVD]

原題は'The House of Usher'。当然エドガー・アラン・ポーの名作の何度目かの映画版。主演は「コヨーテ・アグリー」でロリ担当だったイザベラ・マイコ。

セックス・カウントダウン

セックス・カウントダウン [DVD]

原題は'Sex and Death 101'。死ぬまでにセックス出来る女のリストを手に入れた男。そのリストの最後に書かれていたのは魔性の女!? 主演はサイモン・ベイカーで、魔性の女役がウィノナ・ライダー。監督・脚本が「ヘザース」「ハドソン・ホーク」「バットマン・リターンズ」のダニエル・ウォーターズだから一筋縄ではいかない作品の予感。

※見ました。プロットは面白いし、サイモン・ベイカーのニヤケ顔がその変わった話に説得力を持たせてる。ナターシャ・マルテや「ヒルズ・ラン・レッド」のソフィー・モンクを始めとする美女たちのヌードorセクシーシーンがワンサカ登場するのも良い(フランシス・フィッシャーも登場!)。ただ、今のコメディとしてはテンポが相当ノロいのと、大オチのはずのウィノナに魅力が…。多彩なコスプレと胸のチラ見はさせてくれますが。つまんない映画じゃないですけどね。

ボンテージ・ポイント

ボンテージ・ポイント [DVD]

原題は'Walk All Over Me'。天下のワーナーがこんなバッタモンみたいな邦題をつけるなんて…。と言うか“ボンテージ”じゃなくて“ボンデージ”でしょ! 巨女リーリー・ソビエスキーがひょんな事からSMの女王様になるって話らしいですが、彼女は“21世紀のイルザ”になれる器じゃないかと。個人的には「バトルスター・ギャラクティカ」のナンバー6ことトリシア・ヘルファーの女王様姿の方が楽しみですが。

ロストボーイ ニューブラッド

ロストボーイ:ニューブラッド [DVD]

原題は'Lost Boys The Tribe'。傑作「ロストボーイ」の二十一年ぶりの続編! 出来はともかく、コリー・フェルドマンとコリー・ハイムのコンビが登場するだけで必見でしょう。

※見ました。グロいシーンはあるし、オッパイのサービスもアリ。Vシネマとしてはそこそこ頑張ってると思いました。でもこの監督が「スモーキン・エース」の続編を撮るのかと思うと…。凡庸なガチャガチャオサレアクションになるのが目に浮かぶなぁ。コリー・フェルドマンのとっちゃん坊やぶりは寂しかった。始まっていきなり死んじゃうトム・サヴィーニも。