やくざ抗争史 猛友会 西成愚連隊 掃溜めの夢

西成愚連隊 掃溜めの夢 [DVD]

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ミナミの流儀はワシらが作る!!夢をみたのは束の間・・・。力は正義なり。 中山一也 木村一八『やくざ抗争史 猛友会 西成愚連隊 ~掃溜めの夢~』オールインエンタテインメント

山口組とも抗争を演じた1950年代の伝説の愚連隊・明友会を題材にしたアクションロマン。主演は中山一也と木村一八(Wカズヤ)! この顔合わせは久々に心躍る! 共演に藤原喜明、武蔵拳、松田優、他。

昭和三十一年、大阪ミナミ。大阪一の愚連隊、猛友会傘下の米沢会を立ち上げた米沢は、偶然ケンカの仲裁をした事で知り合ったチンピラのシゲオを気にかける様になる。一方のシゲオも米沢に刺激され、仲間たちと西成愚連隊を結成。相手構わず暴れ回るシゲオたちだったが、正体も知らずぶちのめした相手が米沢会と敵対する大龍連合の幹部だった事から追われるハメに。一方の米沢は、最近大阪に進出し始めた神戸の暴力団・山上組が気になっていて…。

舞台が舞台だし、役者が役者だしで、一体どんなギラついたワイルド篇なのかと期待したんですが、残念ながら何時ものGPミュージアムテイストというか、何とも淡々とした作り。肝心の中山一也も、スタート時点で既に舎弟を数十人抱える立派なポジションなので、暴れる舎弟たちを諌めたりと、妙に落ち着いちゃってる。

逆に、まだまだヤンチャな暴れっぷりを見せられる役だった木村一八は伸び伸びと好演。と言うか、不良ルックの一八ははっきり言ってカッコ良過ぎです。そろそろ彼が主役で一本作って欲しいなぁ。

もう一人良かったのは敵役の新井康弘。憎々しさと同時に、適度な小者感もあって、ヤクザ映画の典型的悪役ぶりが光ってました。


任侠映画『やくざ抗争史 猛友会 西成愚連隊 ~見果てぬ夢が覚める時~』予告 木村一八 武蔵拳 オールインエンタテインメント