哀愁のヒットマン
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松方弘樹が孤高の殺し屋に扮したバイオレンスアクション。共演はジュニアアイドルの藤井玲奈。更に曽根悠多、曽根晴美親子に加えて、石橋蓮司! 志賀勝!
“仕事”の仲介屋・小島以外の人間との接触を断ち、孤独に生きてきた初老のヒットマン、高岡。だがある日、公園で偶然出会った少女との交流が高岡を穏やかな気持ちにさせるのだった。そんな中、彼の新たな標的になった中国系の麻薬の売人・林金明こそ少女の父親だった。林邸の前でチャンスを伺う高岡。だがそこに、林の後ろ盾の筈のマトリ捜査官・今井らが先に踏み込み、林とその家族をなぶり殺しにしてしまう。そして逃げ出してきた少女を、高岡は躊躇いながらも助けてしまい…。
孤独なヒットマンと純真無垢な少女という事で、「レオン」を意識して作られたのが明らかな作品。それは構わないんだけど、劇中、それも冒頭から堂々と“「レオン」が…”みたいなセリフが連続するのは下品な気がしました*1。
そんな感じで、オープニングはかなり不安な滑り出し。それでも松方と蓮司のツーショットがあるだけで、何だかイイ物を見てる気にさせられるんだから、やはり本物の役者のオーラは凄いモンです。これ以降も、ストーリー自体には特にひねりや深みは無いんだけど、松方の雰囲気だけで見られる出来になっちゃってる。
“相手役”の藤井玲奈ちゃんは実年齢(十四歳!)以上に子供っぽいルックス。松方とは娘どころか孫と言っても良い年齢差なワケですが、こういうシチュエーションの話なので、無邪気にも体を密着させる少女に、流石の松方もドギマギ。思わずパイプカットした筈の愚息が…、みたいなシーンも。更に後半はストレートに好いたはれたみたいなセリフが飛び交って、見ているこっちが赤面しそうになるから、彼女のファンは必見でしょう。
エロいシーンをピックアップすると、冒頭に出てくるおネエちゃん(琴早妃かな?)のヌードより、奈良富士子のシスター姿の方が断然エロかったです。彼女はもっと上手く話に絡めて欲しかったなぁ。
レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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*1:例えば松方の唯一の家族であるペットの亀の名が“マチルダ”だったり。