ヒットマン

二日続けてオルガ・キュリレンコ嬢出演作を紹介! 原作ゲームの方は安売りの時に買って、実質積みゲー状態。

で、まず目につくのが主人公の“47”にまるでハナが無い事。ゲームだったら適度な無個性さは逆に好印象だし、殺し屋という設定だからしょうがないんだけれど、それにしても…という感じ。見た目は派手なんですけどねぇ。

それならせめて周りのキャラを個性的にすれば良いものを、何故かこちらも情報不足の描き込み不足。せっかく我らが“ティーバッグ”ことロバート・ネッパーを起用してるのに勿体無い。

そんな感じでお話は薄っぺらのペラッペラ。まぁヨーロッパ・コープ製作だと判ればそれも納得なんですが、何時もの様にバカ漫画テイストならそれも許せるんだろうけど、一応原作ゲームファンに配慮して全編シリアスなムードにしたのが仇になってる感じです。

と言う訳で、見どころはアクションシーン(ここだけは多少のバカテイストを維持)とオルガ嬢の抜群のスタイルだけ。そこはメーカーも判っているのか、今回のDVDは劇場公開版よりもバイオレンス度アップ、ヘア無修正の完全版なのが売りらしいんでヨロシク!

あぁ、それと悪者どもがハベらしてる東欧美女たちが素晴らしかったです(w。

これだったら便乗邦題を付けられた「ザ・ヒットマン」の方が映画として全然完成度が上だと思うなぁ。