リビング・ブラッド
原題は'Shallow Ground'。「烏」のシェルトン・ウィルソン監督による、森を舞台にした血塗れホラーです。
ダム湖の底に沈む事が決まり、住民の移住が始まった山深い集落。保安官事務所でも引越しの準備に追われていたのだが、そこに突然全身血塗れの少年が森から出現! その異様な姿から、かつて自身の恋人も被害者になった失踪事件に繋がるのではと、保安官のジャックは取り調べを開始する。だが、少年から採取した血は少なくとも三人以上、そして彼の指紋は失踪者十人と一致してしまう。更に彼の血に触れたジャックたち保安官は奇妙な幻視を体験する。少年は、失踪者たちの呪いが生んだ、去り行く人々へ真犯人を告げる最期のメッセージなのか?!
なのか?! って書きましたが、実際その通り。まぁ序盤からサイコスリラーやスプラッタホラーじゃなくて、オカルト系の作品だというのが判る様になってるんで、この辺はバラしても大丈夫でしょう。
そしてこの後は、保安官たちが真犯人に迫るって展開になる訳ですが、ここが妙に複雑な構成になっていて、ちょっと判り辛くなってるのが残念でした。もっとストレートに真犯人に近づく作りにした方が、より面白くなったと思うけどなぁ。
まぁ、退屈になりそうな所でお姉さんたちのヌード(木の枝に裸で吊るされて猿ぐつわ)が登場したりするので、最後まで一気に見られる様にはなってますが。
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