修羅の妻(おんな)たち 鉄砲玉の妻
- 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
- 発売日: 2008/02/25
- メディア: DVD
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あの楠城華子が“極妻”Vシネマに挑戦! 旦那の極道役には小沢仁志兄貴! 共演は奥野敦士、羽村英、他。
バブル末期の大阪ミナミに、念願の小さな店を構えた女・紀子。その店に現れた極道・佐竹を最初は毛嫌いしていたものの、はずみから関係を結んでしまい、紀子が身ごもったのを機にゴールイン。ちょうどその頃、自らの組を構えた佐竹だったが、組員の世話は身重の紀子に任せ、自分は女遊びを続ける始末。何度と無く繰り返される夫婦喧嘩。それでも二人の絆は強く…。
妻が妊娠中でも、組が抗争中でも女遊びを止められないダメ男なヤクザと、それを苦々しく思いながらも懐深く愛する妻。二人の掛け合いの楽しさが見どころの作品、になる筈なんですが、それを担うには楠城華子に演技力が無さ過ぎ! しかも舞台が大阪という事で、セリフの全てが出来もしない関西弁(イントネーションメチャクチャ)になってるから余計酷い事に。更には彼女のナレーションで話が進むという構成になってるから、もう最悪。
主役がそんな感じなので、夫婦が何故切れないのかが全くもって意味不明。最後も二人の絆を確かめ合って…という、ちょっと良い話風になってるのに雰囲気ぶち壊し! 流石の小沢兄貴でも、これはフォローし切れずダメダメな出来に…。
当然ヌードにもなってません(ラスト、背中の刺青を披露する程度)。そういやタイトルは“妻たち”となってますが、他には誰も極妻が出て来てないぞ? と言うか、楠城の演技力を考えたら、そのフォローをするベテラン女優さんを誰か配するべきだったと思います。一応、彼女の代わりの脱ぎ要員として、西野翔、藍山みなみが出てきますが。
冒頭のバブル末期という設定もストーリーに全く絡まないし、何の為に作ったのかさっぱり判らない凡作でした。