インパクト・ゼロ
2/8レンタルリリース ファインフィルムズ
30,000 Leagues Under the Sea trailer
原題は'30,000 Leagues Under the Sea'。あのThe Asylumが、恐れ多くもジュール・ヴェルヌの『海底二万マイル』を基にした海底アクションを製作! 主演はロレンツォ・ラマス。それはともかくこの邦題はどうなのよ?
マリアナ海溝で核兵器を搭載した米海軍の原子力潜水艦スコーシア号が突如消えた! 凄腕潜水艦乗りにして発明家のアロナックス大尉に捜索が命じられるが、彼が駆る最新鋭潜水艇A3号に上官として彼の元妻にして共同開発者だったコンセイユが乗り込む事に。トラブルを乗り越えて何とか深海のスコーシア号を発見したA3号クルー。だがドッキング装置の故障から船内の酸素が漏れ出し、全員が気を失ってしまう。そしてアロナックスたちが目を覚ましたのは、ネモ船長の超巨大潜水艦ノーチラス号の船内だった!
海底に眠る古代都市を発見したネモ船長の目的は、そこでの居住を可能にするアロナックスとコンセイユが開発した酸素発生装置。計画を邪魔するヤツがいたら、自身が開発した巨大イカ型ロボットで襲撃! というストーリー。
ドリル、戦車、工場と、男のロマンをくすぐるアイテムは数あれど、個人的には潜水艦が最強! 潜水艦が出さえすれば大概のモノは許せる自信があったんですが、これは…うーん。
ノーチラス号等のCGはThe Asylumにしては意外にも頑張ってると思います。ところがそれに比べてセットや小道具がショボ過ぎで…。ノーチラス号の内部はボロい倉庫、メカ関係はそこら辺のガラクタでこさえたのが丸判り。
また、ネモ船長を海底居住に固執する狂人という設定にしたのは良いとしても、これが全く魅力が無い。あのネモ船長がですよ?!
終盤の展開もグダグダもいいトコだし、結局は演出も脚本も作り込み不足な何時ものThe Asylumクオリティの凡作でした。
で、本作の情報を得る為にThe Asylumの公式ウェブを覗いたらこんなのが。
うわぁ、物凄く楽しみだなぁ(棒。
- 出版社/メーカー: ファインフィルムズ
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