ネバー・サレンダー 肉弾凶器

ジョン・シナ主演作をシュワルツェネッガー的戦闘アクションにするというのはバカでも考え付きそうな企画。

で、実際アクションシーンは中々派手で良い出来なんですが、脚本の方が余りにも酷過ぎる。特に敵側が頭悪過ぎ! これじゃあ、わざわざロバート・パトリックをキャスティングした意味が無いじゃん!

ケインの「シー・ノー・イーヴル」もそうだったけど、パッと見はメジャー映画級なのに脚本がVシネマ以下ではWWEフィルムズの今後が思いやられます。サンティーノ・マレラじゃないけど、きっとストーンコールドの映画も酷いぞぉ。

それと気になったのがシナをクソ真面目な正義漢に設定した事。シナの魅力である陽気なヤンチャさが全く活かされてないんだよなぁ。ホント、今後もWWEが映画を作り続けるのなら、まず良い脚本を選ぶ事から始めるべきだと思います。