サーフ・アカデミー 恋のマヒマヒ・ダンシング
- 出版社/メーカー: フルメディア
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD
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メリーランドのラクロス選手が、高校生最後の夏にママの薦めで突然カリフォルニアに転校する事に。サーファートリオが幅を利かせる高校で、学園のはみだし者たちと仲良くなった主人公が、サーファーたちを見返す為に皆で大会が開かれるコスタリカに乗り込むというストーリー。
アメリカの学園カースト制度の頂点にいた主人公が、転校を機に最下層に転落。そこでラッパー、パンクス、ガリ勉、ゴス、日本人留学生(田村英里子!!)といったはみだし者たちと徒党を組んで逆襲するというプロットは、上手くやれば相当に面白くなるネタの筈なのに、何とこれを10分で消化! お陰で、何故転校したのか、学校でどんな関係なのかがさっぱり判らないままコスタリカ篇に突入。
そしてこのコスタリカ篇が酷い。民宿のオーナー夫婦がヒッピーくずれ(闘争の敗北者)というのも悪くないし、ガリ勉君がペットのチンパンジーに惚れられるというのも嫌いじゃない。ところがサーフィンの修行をしつつ、恋も…というメインストーリーを何故か時系列をグチャグチャに描いてるから、もう全部が全部台無しに…。
主人公の恋の相手がゴス少女というのはともかく、恋に落ちると彼女がヅラを脱いでブロンド美女に変身! というのも酷いなぁ。人間の中身は外見からは判らないって話にするのが普通だと思うんだけど。しかも変身しても大して可愛くないし。
最初と最後だけ出てくる田村英里子は、久々にビキニ姿を披露してくれたりするんですが、完全に脱ぎ損です。
IMDbで1.5点(今日現在、ケツから四番目!)なのも納得のゴミ映画でした。