人造昆虫カブトボーグVxV#24

 ロイドさんの店で季節外れの怪談話を始めるケン。‘夜中の二時になると理科室のがい骨の標本がギィーッと…’‘ギャーッ!’ 何とリュウセイは大の怖がりだった! ‘ヌルいッ! ヌル過ぎるぞ、天野河リュウセイッ!!’ ビッグバン、ご来店! ‘世界は広いのだ、必殺技に幽霊を使うボーガーがいても不思議ではないッ! そんな事も気づかないとはッ、ヌル過ぎるぞ天野河リュウセァーッ!!’‘まさか…’‘幽霊って…’‘それが甘いというのだよ、君たちィ’ 過去の出場者に吸血鬼や狼男がいたという噂を語り出すビッグバン。‘だからこそ言おう、世界大会を辞退するなら今のうちだぞ…’‘俺は辞退なんかしない! そして必ず世界大会でも勝ってみせるッ!’‘ほぉ、その空元気、何時まで続くかな、狼男…’ リュウセイ、ビクッ! ‘吸血鬼…’ 今度はビビって頭を抱えてしまうリュウセイ。高笑いをあげて去って行くビッグバン。だがビッグバンの言葉に納得したリュウセイは修行をする事を決心! 向うはボーグ仙人の住むタカオマウンテン(高尾山)! だがボーグ仙人は…。‘嘘だろォッ!’ 目を開けたまま倒れていた仙人の姿を見てリュウセイは泣き叫ぶ。だが仙人がムクッと起き上がった。それを見たリュウセイは‘出たァーッ! ナンマンダーナンマンダー…’ 仙人が死んだものと信じ込み、半狂乱状態のリュウセイ。‘喝ッ!!’ 全てお見通しだった仙人。カミナリ、ビガーンッ!! 一方、ビッグバンオーガニゼーションではリュウセイのそっくりさんが大量に集められていた。でも、どう見てもコスプレです。本当に(ry。そっくりさんたちを刺客としてリュウセイの下へ送り込み、怖がりのリュウセイを敗北へ追い込む恐るべき(?)作戦! ‘天野河リュウセイに勝ったそっくりさんこそッ! 真の天野河リュウセイッ!!’ カミナリ、ビガガーンッ!! 一方、特訓を開始したリュウセイ。勿論ケンと勝治も道連れ(w。滝に打たれ、山を駆け回り、吊り橋にぶら下がり、〆は当然素振り千回! お腹をすかせて帰ってきた三人だったが、仙人はリュウセイに断食を命じる。代わりに“無一物”の言葉を送る仙人。‘で、どういう意味ですか?’‘それはお前が考えるのじゃ、天野河リュウセイ’ 知らないのかよッ! 更に仙人はリュウセイに洞窟で一人で寝る事を命じる。その頃、リュウセイのそっくりさんたちはタカオマウンテンを登り始めていた…。
腹は減るわ、怖いわで眠れないリュウセイ。その頃、仙人はロイドさんたちに秘密の作戦を指示。翌朝、リュウセイを起こしに来たロイドさん。だが洞窟を出た途端、リュウセイのお面を被って勝負を挑んで来た! ‘俺と勝負だァ! このトムキャット・レッド・ビートルでなァ!’ 持ってるのはシーザー・カエサル・エンペラーです。以後、ロイドさんの超ムカつくリュウセイの物真似が続きます(w。‘それはどォかなァ?! 俺はァ俺はァ、こんな所で負ける訳にはいかなァい! 何故ならァ…’‘俺の真似すんな!’ リュウセイのお怒りごもっとも(w。書いてるだけでムカついてくるもん(ww。この後、予想通りにケンと勝治もリュウセイのお面を被って勝負を挑んでくる展開。ここは、これまでシリーズを見てた人間にとっては腹がよじれざるを得ない超名場面の連続! 何とか三人を打ち破ったリュウセイだったが、空腹も手伝ってイライラ状態。‘こんなんで良かったんでしょうかァ…’‘まぁいいじゃろ、そろそろ助っ人も来る頃じゃ’ リュウセイの前に現われたのは、リュウセイのお面を被ったジョニー! そして中華三兄弟! ボーガーX! 完全に目がイッちゃってるリュウセイ(w。眼球グルグル状態(ww。‘リュウセイくん、私は隣町のマドンナ、弘美(声/佐藤有世)よ…、リュウセイくん、私見てられない…、これ以上リュウセイくんが傷つくのを見たくない…’ 今週のマドンナまで見境無く倒すリュウセイ! ‘リュウセイくぅーんッ!’‘天野河リュウセイ、遂に開眼しよったな!’ えーッ!? そして遂にそっくりさん軍団が出現! ‘出たな妖怪! だが何でも怖くないぞォッ! 俺の前に現われるのは全部敵だぁッ!!’ 最早ボーグ関係無しに必殺技を唱えただけで大爆発! そのままの勢いで山を降り、山麓の町を大破壊!! それを見ていたのは涙目のビッグバン! ‘よくぞ一日で自分の弱点を克服した、天野河リュウセイ、我が息子よ! そっくりさんたちを倒した今、お前が真の天野河リュウセイだ! 胸を張って世界へ行くがいい! 日本代表として、そしてビッグバンの息子としてなッ!!’ 勝利のVサイン、ビシィッ!! もう誰にも止められなくなったリュウセイ、修羅の道を突き進みながらEND。
何時もの無理矢理回収する次回予告は無し。でも前回の予告で回収してた筈だから問題無し! 脚本/隅沢克之
ついでに、ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!