人造昆虫カブトボーグVxV#17

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主題歌CD『Beetle Power!』絶賛発売中! よく考えたらアニメ主題歌のシングル買ったの『勇者王誕生!』以来だったような…。
第23回カブトボーグ全国大会東ブロックトーナメントを明日に控え、今日もロイドさんの店で素振り千回に汗を流す、知らぬ間にボーグバトルセクシーカップに優勝していたリュウセイ。だが、そんな時!? ‘ヌルい…ヌルいなぁ、天野河リュウセイ!” ビッグバンがネギを片手に入って来た! 各地区の優勝者を偵察していたビッグバン。“私が見てきた中で一番生温いのがお前だ! 天野河リュウセイ!!” 大会前だからといって無茶な練習はする必要は無いと反論するリュウセイに、“フン! 井の中の蛙、大海を知らず…”“何ぃッ!”“天野河リュウセイ! すき焼きは関東風よりも関西風の方が上手いよな…?” このビッグバンの謎めく問いかけにがっくり膝をつくリュウセイ。“俺は…関西風の味を知らない…” 高笑いをあげながら去ろうとするビッグバンに向って“俺は絶対に負けはしない! 決勝トーナメントに出て来たヤツ全てに勝つ自信が有る!”と吠えるリュウセイ。“その言葉…覚えておこう…” 翌朝、トーナメントの会場は富士山五合目! リュウセイの一回戦の相手はビッグバンオーガニゼーションの刺客、アニマル齊藤! “チャージ3回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!”“チャージ3回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!” がっぷり四つに組むトムキャット・レッド・ビートルとワイルド・ワックス・トライアングル! トムキャットがバックを取られたかに見えたが、“テイルスピンドリフト!” 逆にバックを取ったトムキャットの楽勝! しかし、ビッグバンがリュウセイに卑劣な罠を仕掛けていた! 何とトーナメント表を修正、リュウセイが残り全ての出場者十八人と戦わねばならない逆シードに追い込んでいたのだ!*1 “何の真似だ! ビッグバン!”“お前、昨日何て言ったーッ!” そう、リュウセイの“決勝トーナメントに出て来たヤツ全てに勝つ自信が有る!”という言葉を受けてのモノだった! 何故ビッグバンにこんな権限が!? 何とビッグバンは第11回から第20回まで連続優勝した10タイムズチャンピオンだったのだ! そして対戦場所に辿り着くには富士山を登らねばならなかった! 勿論決勝の舞台は頂上! リュウセイと共に勝治、ケンも富士山登頂を目指して出発!
逆境を物ともせず、破竹の勢いで勝ち上がるリュウセイ。そして九回戦の舞台は標高約2700m! 対戦相手は地元では移り気なダイダラボッチと呼ばれるグレイトフル長田! しかしレッドアウトゴールデンマキシマムバーニングでリュウセイ圧勝! だが流石のリュウセイも息が上がっていた! 十三回戦の舞台は標高3000m! 待ち構えるのは地元では大時代のモーツァルトと恐れられるストーム笹川! しかしレッドa(ry。ここで雨が! “ビバークしよう” 八合目でテントに入り、休息を取るリュウセイたち。気圧についての豆知識があった所で、勝治の体に異変が! “僕はもうここまでだ…全身が、全身がもう…足にマメも一杯出来て…” マメかよ! “コールドスリープドリーミング!”“レイニーデイサテライトクラッシュ!!”“アバランチサマランチテイクアウト!!!”“マウンテンブリザードダブルフラップ!!!!” 新必殺技四連発で勝ち上がるリュウセイ! 十八回戦で待ち構えるのは地元ではテクニコと呼ばれるホセ・ソルプレッサ! 当然メキシコ人! マシンの名前はアステカ・ヘラクレス・スペラクルス! メキシコシティの高度で鍛えられた彼には富士山頂目前のこの場所も平気! リュウセイ危うしと思われたが、“失格ーッ!” 理由はメキシコ人だから、この日本の全国大会には出場資格が無かったのだ! そして遂に登頂成功! 涙ぐむケン! だが対戦相手がいない!? その時、ヘリコプターに乗って十九回戦の相手にしてビッグバンオーガニゼーションの最強の隠し玉、デンジャラス小林が現われた! マシンの名前はデイン・デンジャー・デンジェスト! “チャージ5回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!”“チャージ5回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!” チャージの度に炎を吹き上げる小林! “何てパワーだ! 何て早さだ!”“天野河リュウセイ、君が私に勝てる要素は万にひとqあwせdrftgyふじこlp…うぷっ!” 訓練も無く一気に登頂した小林は急性高山病でノックダウン! リュウセイ、全国大会決勝に進出! それで良いのか(w。ビッグバンも呆れながらEND。
プロレス系多めな小ネタの嵐で押し切った一本。しかし決勝の相手の名前は…(絶句。脚本/千葉克彦

*1:ちなみに二回戦は地元では戦慄の石頭と呼ばれるバッドニュース荒木、三回戦は水橋ケイタ、四回戦はスローリィ吉野、五回戦は石山智也、六回戦はピーチ大野、七回戦は後藤アツシ、八回戦はダッフル森山…という具合