インターメディオ
2/2レンタルリリース ゼイリブ
原題も'Intermedio'。何とエドワード・ファーロング主演のオカルトスリラーです。キャストは他にも、当ブログではちょくちょく出てくるセリナ・ヴィンセントに、「バフィー 恋する十字架」のアンバー・ベンソン。更に「ヘルター・スケルター」「スペースバンパイア」のスティーブ・レイルズバックも出演と、THE ASYLUM製作作品にしてはエラく充実してます。監督は「ハートにびんびん火をつけて」(知ってる?)に主演したアンドリュー・ロウアー。何故かパッケージは「DEATH NOTE」風?
トレーラーハウスでボンクラ生活を送るジェンとマリクの姉弟。ある日ジェンの恋人ウェスが、彼の叔父が残した地下坑道の地図を二人に見せる。メキシコとの国境にあるその坑道で上物のマリファナの取引きが行われているというのだ。その地図を見てジェンは愕然とする。そこは十八年前、彼女たちの父親が入ったきり帰って来なかった場所だったのだ! 因縁を感じた二人は、マリクの恋人バービーも誘って坑道へ向かう。不気味な坑道を進み、無事マリファナを手に入れたその瞬間、どこからともなく飛んできた鎖が売人の顔を貫いて…!?
坑道には得体の知れないモノがいて、この後は四人+売人の連れがギャーギャー喚きながら逃げ惑う展開。でも肝心の恐怖シーンは‘志村ー! 後ろ! 後ろ!’とか壁から無数の手がドーンみたいなドリフのコントレベル。更にキャスティングで金を使い果たしたのか、特殊メイクが最低レベル。一応血もドバドバ流れるんだけど、そんな感じだからちっとも怖さを感じませんでした。
主役のエドワード・ファーロングですが、顔はともかく体つきは相当ヤバい。かなりポッチャリしてます。昔ファンだった人は、以前の美少年のイメージを壊さない為にも見ない方が良いかも?
そんな、いかにもTHE ASYLUM製作作品といったレベルの作品だったんですが、セリナ・ヴィンセントの爆乳だけが唯一の救い。途中からノーブラ&ヘソ出し状態になって、乳首ポチは勿論、下乳も見せ捲くりです。でもこの女優さん、いい加減覚悟を決めてヌードになりゃあいいのに。まだ夢を諦め切れないのかなぁ。
最後に、案の定「DEATH NOTE」との接点は全くありませんでした。せいぜいファーロングのルックスが'L'に多少似てるくらい?