CSI:5 科学捜査班#24

 シーズン5の最終エピソードは原案・脚本/クエンティン・タランティーノによる前後編! と言う訳で感想書きます。
一人で捜査に来たニックが、担当警官が目を離した(ゲロった)隙に拉致される。ニックは透明な棺桶に入れられたまま埋められ、更にライブ中継。身代金は100万ドル。タイムリミットは12時間。現場に残されたものからも犯人に直接結びつく証拠は見つからない。直接の上司キャサリンがカジノ王のパパからお金を借りて、グリッソムが受け渡しに。しかし対峙した瞬間、犯人(ジョン・サクソン!)は爆死! 続く…!?
冒頭、事件発生の数時間前のラボの様子を描いたシーンがもろタランティーノ風。グレッグとホッジスは「爆発!デューク」のボードゲームに興じ、アーチーがエクリーに話し掛け、ウォリックとニックはロッカールームで無駄話。キャサリンパパのシーンではトニー・カーティスとフランク・ゴーシン(ナゾラー!)が本人役で登場して馬鹿話。これでトニー・カーティスの吹替が広川太一郎なら完璧だったのに。
メインストーリーの方は、犯人への手掛かりが全く見つからないという、およそ「CSI」らしからぬ展開(何時も直ぐに何か発見するからなぁ)。「CSI」ファンを自認するタラなら後編で色々仕掛けてくれそうで楽しみです。