スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド

原題は'Películas para no dormir: Adivina quién soy'。監督は「ナインスゲート」の脚本家の一人、エンリケ・ウルビス。

看護士をしながら女手一つで娘を育てるアンヘラ。その娘、エストレアは寂しさを紛らわす為にホラー映画や怪奇小説に夢中。友だちも妄想の中の怪物たちだけ。そんな母娘を熱い眼差しで見つめる男たちがいた。アパートの警備員、エストレアの担任教師、ノスフェラトゥそっくりの黒づくめのバイカー、そして変なおじさん…。

実はバイカーはエストレアの父親で、獄中で死んだと思われていた極悪人。母娘に近づく男たちを次々に殺し、遂には母娘の家へ…。

窮地を救うのが妄想の中の怪物たち(メインはレザーフェイス!)というのは良いんだけど、リアルサスペンスなんだか、ホラーファンタジーなんだか、一時間強の中編にしてはどっちつかずだった様な。シリーズの中で一番落ちる出来かな。

お母さん役は「アモーレス・ペロス」のゴヤ・トレドでした。

スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド [DVD]

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