オメガ:バトル・エイリアン


【オメガ:バトル・エイリアン】予告

原題は'The Dawnseeker'。「エルフ 悪魔の人形」等、現役屈指の駄作量産監督ジャスティン・プライスの新作です! キャストは全く知らない人たち。

23世紀。太陽の活動が低下し、その影響で崩壊寸前になった地球を見限って宇宙探索へ志願したフェニックス。彼女たちの目的はスターダストと呼ばれる希少資源の発見にあったのだが、冷凍睡眠後に目的の惑星に到着した途端、交戦が始まって…。

オープニングはディストピア化した地球。で、ここの映像はビックリするくらい見られるレベルで、ジャスティン・プライスどうしたの?!となる事必至。まあ、やはりプライス作品にしてはおキレイな主演女優さんが、いざ動き始めると、余りのへっぴり腰に頭を抱えそうになりますが、正直悪くない。

ところが、そんなのは10分も続かず、宇宙船に乗り込んで以降は、意味不明なセリフのオンパレード! 意味不明過ぎて会話が成立していない!

それは、どう見ても地球の森の中でしかない惑星に到着すると更にエスカレート! いきなりマスクは着けてないわ、見た目は人間なのに地球の事は知らない一団と交戦になるわ、やっぱりへっぴり腰だわ…。

ようやくエイリアンが出て来た!と思ったら一匹だけ。唐突に宇宙生物も出て来て、こいつが今時ストップモーション?!という動きなのは喜んでいいのか、どうなのか?

それ以降もワケのわからない展開が続きますが、どうやらプライスとしては「エイリアン」と「プレデター」のイイとこ取りをしたつもりのようなのですが、さっぱり伝わって来ない…。

最後もソレで終わり?!という、これまで同様のZ級レベルの作品でした。あと、プライスの肩を持つワケじゃありませんが、意味不明になった原因は字幕翻訳の雑さにもある気はします。
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