デイ・アフター・トゥモロー2018

デイ・アフター・トゥモロー2018 [DVD]

デイ・アフター・トゥモロー2018 [DVD]


SHANGRI LA official trailer 1

原題は'Shangri-La: Near Extinction'。昨年突如出現した“なんちゃってデイ・アフター・トゥモロー”の第二弾が登場! 主演は「CSI:科学捜査班」のエリック・スマンダ。「キング・アーサー 英雄転生」のサラ・マラクル・レインも出てますがアサイラム作品ではありません! 監督・脚本は海外ドラマシリーズ「THE EVENT/イベント」のクリエイター、ニック・ワウターズ。前作「2017」の感想はこちら

“コングリング”と呼ばれる寄生生物によって人類絶滅の危機が訪れた近未来。人工衛星から駆除光線を照射する作戦が取られたのだが、それによって地球はブリザードが吹き荒れる氷河期に変貌してしまう。そんな中、ヴァルガスをリーダーにした一団が希望の地“シャングリラ”を目指して旅を続けていたのだが…。

という感じで、ディザスターパニックというより、ディストピアSFに近い設定の作品でした。

しかし、上記の設定はほぼモノローグで説明されるだけで、寄生生物の恐怖も、駆除光線の凄まじさも、氷河期の様子もまるで絵で見せられてないから“はあっ?”な気分に。

しかも、その間にサラ・マラクル・レインは超能力を使うは、“教団は~”とか言い出すから、ますます頭はなぜ?の嵐状態に。

一団が廃墟となったとある製薬会社の研究所にたどり着いたあたりで過去パートが始まり、ようやく色んなトコの詳細が明かされる展開にはなるものの、ここも話があっちこっちに行ったり来たり。しかも妙にふざけてるモンだから、もう見る気が段々失せてしまう。

要はネタが多過ぎなんだと思います。監督がアイディアを思いついた時は楽しかったんだろうなあ。でもソレを整理する能力は無かったなあ…という残念な作品でした。

チョコチョコあるアクションシーンやグロいシーンはそれなりに見られるレベルなんですが。
mash1966.hatenadiary.com

mash1966.hatenadiary.com
サラ・マラクル・レインは「キックボクサー ザ・リベンジ」のリリースも決まってます。
『キックボクサー ザ・リベンジ』2019年1月9日 ブルーレイ&DVDセット発売/同日レンタル開始
なぜ?の嵐

なぜ?の嵐