愛欲の輪舞曲（ロンド）

愛欲の輪舞曲 [DVD]

ようこそ、快楽と背徳の狂宴へ―。 『愛欲の輪舞曲』 DVD予告

コレのサンプルを見てました。

原題は'Sadie'（別題'Compulsion'）。アナリー・ティプトン主演の官能ドラマです。共演は「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」でミナ・ハーカー役だったマルタ・ガスティーニと「光のほうへ」のヤコブ・セーダーグレン。スタッフは全く知らない人たちばかり。

気鋭の女性官能作家セイディ。イタリアはトリノで、恋人との関係が上手くいっていない彼女の前に元カレのアレックスが現れる。彼の誘いに乗り、郊外の古城へと向かうセイディだったが…。

こんな始まり方で、特に原作は無いようですが、ぶっちゃけよくある文芸ドラマ風ヨーロピアンなエロティック映画によくあり過ぎるパターンの作品でした。めくるめく官能の世界に自らを開放して…的なヤツ。もっともらしい事言ってるけど、見せたいのは女優さんたちの肢体でしょ？みたいな。

IMDbだとジャンルにホラータグも付いてたんで、その方面でも多少は期待してたんですが、確かにそういうノリもあるにはありましたが大した事はなかったなあ。何しろイタリアの古城が舞台なので雰囲気はあるんですけど、そういう方面で売るならもっとはっきり描写しろよ！という。

というワケでやっぱり、モデル出身のティプトンやガスティーニの肢体を愛でるだけ、彼女たちのファンなら…という作品なのでした。
mash1966.hatenablog.com

光のほうへ (字幕版)