２０１８

2018 [DVD]

原題は'Doomsday Device'。「エスパー・リーグ」の製作／シネテル・フィルムズ＆監督・脚本／クリスチャン・セスマという顔合わせで贈るSFというか伝奇系パニックアクションです。主演は同じくシネテル・フィルムズ作品「インデペンデンス・デイ2017」のコリン・ネメック。ロバート・キャラダインも出演してます。

戦国時代の日本。天下統一を目指すノブナガ・オダは“ジュブツ”という魔石を手に入れ、強大な“チカラ”を得る。だが、その魔力に飲み込まれ、自らの命と共に大地は壊滅してしまった…。

という、タイトルだけで見始めた人は驚く事間違い無しなトンデモなオープニング！

本編が始まると舞台は現代のサンフランシスコへ。日本のヤクザによる取引現場に踏み込んだFBI捜査官二人。だが、そこにあった問題の“ジュブツ”を奪った謎の女が“チカラ”を解放。空は赤く染まり、異常な光が落ち、街は壊滅状態に！

が、しかし…。そんな、とてつもない異常事態な筈なのに、その後も“ジュブツ”を追い掛けるのは前述の二人だけ。しかも、大して面白くない軽口を叩きながらだわ、のんきに飲みに行くわ…と緊張感まるで無し。

その後も、まあこの監督の過去作を知ってれば納得のグダグダした展開に終始。

こんな事なら、多少ある国辱的描写がもっと派手でデタラメな方がネタになって良かったと思われる作品でした。
mash1966.hatenadiary.com
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