ザ・キング・アーサー外伝

原題は'King Arthur: Excalibur Rising'。タイミングを逸した感もある「キング・アーサー」便乗作品です。監督・脚本は「ベルセルクル オーディンの狂戦士」のアントニー・スミス。キャストは全く知らない人たちばかり。

サクソン人との合戦の最中、罵り合った末にアーサー王とその息子モードレッドが相討ちに。今際の際、騎士ベティヴィアに聖剣の返還を頼んだアーサーは、自分にはもう一人息子がいると告げて事切れる。それから十九年後。老いたベティヴィアは、魔女モルガーナとその“息子”が圧政を敷くウィロコニウムという国に住んでいた。些細な事で衛兵に捕まったベティヴィアは、牢獄で一人の青年と出逢う。オワインと名乗る彼にアーサー王の面影を見たベティヴィアは…。

処刑され、湖に捨てられるオワイン。そう、あの湖に捨てられた彼はエクスカリバーを手に復活! 同じく“復活”していたモードレッドに戦いを挑む!!という展開です。

見た目はパッとしませんが、役者さんたちは皆非常に頑張ってる。演出もアーサー王の世界を“再現”しようという意志を感じさせます。どこかの古城でロケしたんでしょうが、舞台の雰囲気も悪くない。スケールはショボいけど。

ただ、それでも何故か面白くなってないんだよなあ。頑張りは伝わるのになあ。確かに、こだわりが強過ぎていらないシーンが多くなり、テンポやつながりが悪くなったりしてるけど…。結局はセンスの問題かなあ。

面白かったのは、魔女モルガーナを中心にキリスト教をほとんど邪教のように見せてる点。あと、予告編に出て来ますが、マーリン役のサイモン・アームストロングという役者さんが、イアン・マッケランというかガンダルフにクリソツ! 喋ると全然…だけど、彼の出番をもっと増やせば良かったのに。


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何故か現代のタイが舞台になっちゃったアサイラム版。