サマー・ヴェンデッタ

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8/2リリース ニューセレクト

原題は'Bodom'。フィンランド映画祭2016では「ボドム」という別題で上映されたスラッシャースリラーです。スタッフやキャストは全く知らない人たちばかり。

とある事をきっかけに半年間引きこもって来た女子高生のイーダは、親友のノーラに誘われ、男子二人を加えた四人でヘルシンキ近郊のボドム湖でのキャンプに出掛ける。だが男子たちの真の目的は、1960年に発生し、迷宮入りになってしまった“ボドム湖殺人事件”の現場で真相を探る事だった。夜になり、テントの中でお喋りに興じる四人だったが…。

話のネタになってるボドム湖殺人事件は、フィンランドでは超メジャーな実際に起こった出来事らしいです。

wikipedia:ボドム湖殺人事件

で、それを映画の取っ掛かりにして、フィンランドらしいオリジナリティを出そうとしてる?ものの、それ以外は典型的なスラッシャーホラーの構造です。

ただ、出て来るのは四人だけ。それもジョックやチアリーダーといった判りやすい美男美女じゃなく、不良が男女一人ずつ、まるでメガネっ娘みたいな見た目のオタク少年、そしていわゆる“処女”のおぼこいヒロイン(巨乳)という構成で、雰囲気もイケイケなノリじゃないなく、やはりどこか北欧っぽい…と思ったら、謎の殺人鬼が登場して一人、また一人…って、やっぱりパターン通りじゃん!

と思ったら、ちょうど映画の折り返し地点を過ぎたところで話は意外な展開へ!

ここからは、冒頭からあれこれと語られるヒロインが引きこもりになった原因が話の軸になり、学園スリラーの様相に。ま、これはこれで学園モノの典型的な展開なんですが…と思ったら!?

こんな感じで、九十分弱という短い尺の中でめまぐるしく展開が変わり、ショックシーンはもちろん、ほのかなお色気要素もあり、パワフルなアクションもアリと、中々楽しい作品でした。

サマー・ヴェンデッタ [DVD]

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音楽も今時のエレクトロサウンドだったんですが、担当しているのがこれまでは下記のようなアローストーム作品に関わってたパヌ・アールティオというヒトでビックリ。
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フィンランド製のスリラー/ホラー映画というと下記の「診察室」くらい?
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