処刑台の獣たち

処刑台の獣たち [DVD]

処刑台の獣たち [DVD]


London Heist, American Film Market Trailer Promo-HD from Mint Media Capital on Vimeo.

原題は'London Heist'(別題'Gunned Down')。監督/マーク・マックィーン&主演/クレイグ・フェアブラス(原案・脚本も)という、「ラン・オブ・ザ・デッド」のコンビが再結集して贈る英国製のクライムアクションです。共演も「ゲットバック 人質奪還」のジェームズ・コスモに、コスモと「皆殺しの流儀」で共演していたスティーヴン・バーコフ、「エイジ・オブ・キル」のニック・モランという、UKヤクザ映画ではお馴染みの面々が揃っています。

ジャック率いる名うての武装強盗団が新たなヤマに成功する。実はコレが最後の仕事と決めていた彼ら。クラブで打ち上げを始めたのだが、同じ頃、仕事の師匠で盗んだ大金を預けていたジャックの父親アルフィが惨殺、金も奪われてしまっていた! 新興ヤクザのレニー一味が怪しいと踏み、殴り込んだものの返り討ちに遭うジャック。ロンドン警視庁からも指名手配され、女房共々、かつての父の相棒であるレイを頼って身を隠したジャックだったが…。

この後は、快く迎えてくれたものの、意外にもジャックに新たな仕事を勧めるレイ。そこに父の死の真相があるのでは?と勘づいたジャックは…という展開です。

この面子ですから、どんだけ渋くて哀愁たっぷりなテイストかと思ったら、意外と最初からガチャガチャした映像。クラブシーンもギラギラというよりキラキラめ?

まあ、よく考えたら、このコンビの前作「ラン・オブ・ザ・デッド」もゾンビが飛んだり跳ねたりするのが売りだったワケで、そう考えればこういう雰囲気なのも納得がいきます。

製作規模としては、日本のVシネほど安くはないけど、割りとこじんまりした作り。そんな中で、クレイグ・フェアブラスが大暴れしてくれたり、お話も“血の宿命!”といった如何にもな展開なんで、この手の映画がお好きな方は楽しめるんじゃないでしょうか。
mash1966.hatenadiary.com
mash1966.hatenadiary.com
mash1966.hatenadiary.com
mash1966.hatenadiary.com