ラブ・リベンジ

ラブ・リベンジ [DVD]

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原題は'Goddess of Love'。エロティックサイコスリラーなんですが、業界誌やallcinemaで監督・脚本が“ジョン・ナウツ”となっていて誰やねん!?と思ったら、配管工が主人公のホラーコメディ「モンスターズハンター」のジョン・ノーツの最新作でした。主演は「MEGA SPIDER メガ・スパイダー」に出ていたアレクシス・ケンドラ(脚本・製作も)。

バレリーナになる夢破れて、今は場末のストリッパーに身をやつしているヴィーナスは、店に来た妻を亡くしたばかりの男、ブライアンにひとめ惚れする。やがて付き合い始める二人。だが、彼を愛する余り、ヴィーナスの精神は壊れ始めて…。

まず、良くも悪くもオタクテイスト満載だった「モンスターズハンター」と比べて、えらくアダルティに作風が変わったなあ…と。予告編にもある通り、ヒロインの職種のせいもありますが、ダンスシーンやベッドシーンだけでなく、全編に渡って彼女のお肌の露出が多過ぎ! それも、如何にもエロ〜い感じじゃなく、一流男性誌のピンナップ風のキレイキレイさ。対する男優の方もワイルドな男前で、コレにはかなりビックリしました。「モンスターズハンター」から七、八年経ってると思いますが、その間に何があったんだ、ジョン・ノーツ!?

で、精神的に追い詰められ、白昼でも幻覚や幻聴に襲われるようになるヒロイン。カメラマンの彼氏がモデルの女と浮気しているという妄想が次第にエスカレート。そして遂に…?!という展開です。

作風が変わったと書きましたが、幻覚の中でチラッと出て来る芋虫!みたいなシーンはホラー映画っぽい感じでした。ただ、低予算のせいなのか、幻覚のシーンをそういう特殊な造形物で表すんじゃなく、基本的に演出で見せる作り。そしてその演出や編集、カット割りがかなり巧みで、この辺は監督の腕の確かさを感じさせます。

逆に、かなり序盤から現実と幻覚を行ったり来たりするヒロインを追体験する構成になっていて、この種の映画の常ですが、見ていて非常に疲れる。何でもいいから、精神的にパッと開放されるようなシーンがあれば良かったかな。例えば判りやすい大スプラッタシーンとかでも。

「モンスターズハンター」と本作の間に撮ったホラー映画'The Shrine'の予告編。
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mash1966.hatenadiary.com
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