ヒットマン:ラスト・ミッション

原題は'Absolution A Hitman Story'。スタッフ、キャスト共に日本ではほぼ無名の人たちが作った、英国製のクライムアクションです。

ある日、医者から末期ガンで余命一年と宣告された凄腕のヒットマン、アレックス。それでも最後まで仕事は続ける決意を固めたアレックスは、組織のボスからの依頼でベルリンに飛んだのだが…。

ベルリンで主人公を待っていたのはボンクラな従兄弟と売春組織。そこで働かされていた美女を行きがかりで助けてしまった事で、トラブルを抱えるハメになって…というストーリー。

全体の作りはクールなアクションものというより、泥クサいヤクザ映画に近い。それにしては、主人公の淡々としたモノローグで話が進むスタイルだったり、妙に気取った部分も多くて、更にソレらしい役者が揃えられてるものの、やはり馴染みの顔がいない分、単純な話の割りに頭にストーリーがスッと入って来ません。この辺は監督の腕もあるだろうなあ。

期待のアクションも中々始まらず、いざ始まっても…な凡作でした。結構美人さんだったヒロインのコにセクシーサービスでもあれば…。

ところで、「ヒットマン」をリブートした、ルパート・フレンド主演の'Hitman: Agent 47'の日本上陸はどうなってるんですかね? 米本国では酷評&大コケだったから、ビデオスルー扱いになるんだろうけど。


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ヒットマン アブソリューション 【CEROレーティング「Z」】

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