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マキシマム・クラッシュ

原題は'Zero Tolerance'。「バリスティック」の監督、“カオス”ことウィッチ・カオサヤナンダが母国タイで撮ったサスペンスアクションです。主演は「アイアン・フィスト2」のダスティン・ヌエンで、同じく「アイアン・フィスト2」や「クーデター」、「オンリー・ゴッド」に出演してたサハジャック・ブーンタナキットが共演です。他に「RE-KILL[リ・キル] 対ゾンビ特殊部隊」のスコット・アドキンス、そのアドキンスと「ニンジャ・アベンジャーズ」で共演し、カオサヤナンダ監督作「鉄拳 Kazuya's Revenge」で主演してるケイン・コスギ、その「鉄拳 Kazuya's Revenge」に出演のゲイリー・ダニエルズといった格闘派スターも登場します。

バンコクの運河に若い女性の全裸死体が浮かび上がる。ベテラン刑事ピーターは、彼女がかつて共にCIAの下で働いた旧友ジョニーの娘エンジェルだと知り、ジョニーに一緒に犯人探しをしないかと持ちかけるのだが…。

注目のアドキンスとケイン・コスギですが、いきなりオープニングから汚い倉庫街で睨み合い! しかもいきなりケイン死す! ケインの出番はこんだけ!

この後は、捜査が進むに連れて判る、父が知らなかった、裏社会と繋がる娘の真の顔…みたいなベタな展開です。

まあそういう話なんですが、ヌエンとブーンタナキットが夜の雑踏を歩いたり、ダベったり、途中かち合ったアドキンスとドンパチしたり、爆発したり、雨の中にボーっと立ち尽くしたりしてるうちに、いつの間にか判っちゃうような適当な構成。なので、真相に近づいてるんだかナンだかボンヤリしたまま時が流れていく…。

で、この面子の作品ですから、話なんて二の次、アクションはスゴいんでしょう?と思うじゃないですか。でも、「バリスティック」をご覧の方は察しがつくと思いますが、あまりこの監督、アクション演出もガチャガチャするだけで正直上手くない。役者たちが組み合うと流石に雰囲気がドバーッと出て来るものの、意外にあっさり終わっちゃったりで…。

とか何とか文句を言いつつも、映像のムードは悪くないし、タイのカワイコちゃんたちも出て来るんで、暇潰しにはなるかな?といった出来でした。全く無名の人たちが作ったようなのに比べたら、全然見られるレベルになってますし。


バリスティック スタンダード・エディション [DVD]

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