ヤンキー女子高生 全国制覇への道 茨城編

ヤンキー女子高生 全国制覇への道 茨城編 [DVD]
1/25レンタルリリース オールイン・エンタテインメント

新生“ヤンキー女子高生”シリーズ第四弾です。今回のヒロインは、意外にも本作がVシネマ初出演作と思われるあやみ旬果。政田江里菜という女優さんに、「聖獣警察2」のみおり舞、「振り込め詐欺」の和田光沙が共演です。監督は「女幽霊」の江尻大。前作「千葉編」の感想はこちら

病床の父を看病する為に街を離れていた“紅孔雀”のリーダー、翔子が一年ぶりに帰ってくる。早速かつての仲間たちに連絡を取るとグループは解散していた。そんな時、グループのたまり場だった店に、硬派な剣道少女・凛が殴り込んでくる。半年前、赤いステッカーを貼った暴走車両にはねられた彼女の先輩が選手生命を絶たれ、その復讐だと言うのだ。実際は、今はヤクザをバックにつけた武闘派集団、レッドイーグルの仕業と知った二人は、彼らのアジトに向かうが…。

アジトを見張っていると、レッドイーグルのメンバーに弄ばれたという少女が出刃包丁を持って乗り込む場面に遭遇する二人。彼女に、翔子のセンパイも仲間に引き入れて、レッドイーグルに一泡吹かせる作戦に打って出るのだが…という展開です。

まず、見る前からヤンキー役は似合いそうな予感だったあやみ旬果が、ヤンキーとは思えないミニスカセーラー服姿で出て来るからビックリ。コレは回想シーンだろう…と勘違いしてしまうくらいの違和感。

それはともかく、序盤のヒロインたちがそれぞれの身の上を説明しつつ集まる展開も、終盤の殴り込みも、どちらもかなりテンポが悪かった。ただでさえ演技は拙いワケで、コレで話は余計に盛り上がらないし、ムードも暗く感じてしまう。

ヒロインが目的の為なら少々の犠牲も…というタイプなのは悪くなかったんだけどなあ。今回も、以前のシリーズは面白かったなあ…と感慨にふけさせてしまうような凡作でした。

そして、コレがVシネマ初出演と書いたあやみ旬果ですが、二月には「女闇金 ユリ」という主演作もリリースされます。

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2/3レンタルリリース シネマファスト

こっちは山内大輔が監督・脚本だし、森羅万象が共演なので多少期待出来る、かも?

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