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ラスト・サバイバーズ

原題は'The Well'(別題'The Last Survivors')。「マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生」や「ザ・ゲスト」等のアダム・ウィンガード作品でプロダクションデザイナーを務めていたトーマス・S・ハンモックという人が撮った近未来アクションです。主演は「テキサス・ダウン」のヘイリー・ルー・リチャードソンですが、ブーブー・スチュワートとマイケル・ウェルチの「トワイライト」シリーズ組に「96時間」のジョン・グライス、更にマイケル・マッシー、レナ・オーウェンが出演と、結構キャストが充実してる作品です。

水は枯れかけ、朽ち果てた農場の小屋で病床のディーンと共に井戸を守りながら、いつかこの砂漠の谷から脱出する日を待つ少女ケンドル。暴力でこの地を支配するカーソンたちにも従わず、周囲に点在する人々を見守りながら生きてきた彼女だったが…。

と、いかにも「マッドマックス」的な終末系近未来SFな世界観の作品でした。ただ、よくある何故こうなったかを見せるニュース映像のオープニングも無く、ホントに近未来設定なのかも怪しい、何も詳しくは語らない淡々としたムードの構成で、ほとんど西部劇といっても良い内容。

そして、このパターンならマックスやケンシロウみたいな救世主がふらりと現れて…となるモノですが、本作で支配者に立ち向かうのはヒロインのみ! ジャケに彼女が日本刀を持ってる姿が載ってるから、ラストは彼女が戦うんだろうなあ…と我慢は出来ますが、前述のとおり、映画の大半が淡々と進んでいくというか、砂漠の中を少女がうろちょろするだけで何も起こらないに近いから、正直眠くなりそうにも…。

ただ、役者が揃ってるからか、監督にセンスがあるのか、最後までそれなりに見られる出来ではありました。ラストバトルではちょっとバイオレンス風味にもなりますし。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

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