ジェノサイド・ゲーム
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2015/10/02
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原題は'Turkey Shoot'。ドミニク・パーセル主演のオーストラリア製アクションサスペンスです。共演は「X エックス」のヴィヴァ・ビアンカとベリンダ・マクロリー。更にロバート・テイラーに、1970年代版「スパイダーマン」のニコラス・ハモンドが出演してます。監督・脚本も「バタフライエフェクト・イン・クライモリ」「X エックス」のジョン・ヒューイットです。
近未来。新アルカトラズ軍刑務所に収監されていた元シールズ隊員のリックが突然釈放される事に。だが、それと引き換えに、大人気の殺人ゲーム生中継番組“ターキー・ゲーム”への参加を強要されて…。
まず、いきなり高層ビルの最上階でイイ事をしていた中東の独裁者が射殺され、頭部完全破壊でバーン!!という迫力あるオープニング!
で、本編の“殺人ゲーム”の方はと言うと、殺し合いをするんじゃなくて、犯罪者を野に放ち、それを世界中から集められた名うての処刑人が狙うという、「バトルランナー」がショボくなったような代物。
実際、「バトルランナー」のアイツらに比べて処刑人たちのキャラは薄いし、アクションシーンや殺戮シーンに迫力無し、というか上手い事撮れてなかった気が。
これは、この題材が監督に合ったなかったんじゃないかなあ。まあ監督・脚本で作ってるんだから、部外者が言ってもしょうがないんですが、中盤以降に主人公が協力者を得て逃走し、サスペンス色が濃くなった途端、ちょっと面白くなっていったし。
ゲームフィールドになるアパラチア山脈が熱帯雨林化してたり、“アフリカ世界大戦”“ネオコリア”といった単語がチラチラ出て来たりと、現在の世界状況から将来こうなるかも?みたいなのを長々説明せずに見せてたりと、監督の才気を感じさせるトコもあるだけに残念でした。
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※ドミニク・パーセルが出演している海外ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」の感想。