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ワイルド・フォー・リベンジ

ワイルド・フォー・リベンジ [DVD]
8/26レンタルリリース ミッドシップ

原題は'6 Ways to Sundown'。ヴィニー・ジョーンズ主演のクライムサスペンスです。共演はトム・サイズモア、ドミニク・スウェイン、バイ・リン、ヴィヴィカ・A・フォックスという中々の面子。監督・脚本・製作・撮影のナディーム・スマーという人は、よく知らない映画でカメラマンをやってるみたい。

北米一のドラッグディーラー、サンダウン。彼に深い恨みを持つ“ジョン・ドゥ”と名乗る男が、サンダウンに六人の刺客を差し向けるが…。

まず配役から。ヴィニー・ジョーンズが依頼人の“名無し”で、ドミニク・スウェインは標的の妻、バイ・リンとヴィヴィカ・A・フォックスは刺客、なのは良いとして、標的の男はトム・サイズモアじゃなく全然知らないチャラい俳優。逆にサイズモアは冒頭であっさり殺されちゃってアレレ?!

というか、前述のような出だしから、標的を狙って六人の殺し屋が共闘したり仲間割れを起こしたりしながら暴れるお話だと思うじゃないですか。ところが監督が張り切り過ぎたのか、己の才能を過信したのか、もの凄く凝ったというか、構成を捻り過ぎて収拾がつかなくなっちゃった、そんな出来でした。

まずご丁寧に、依頼人が一人ずつ刺客に会い、その中で依頼人と標的の過去が少しずつ明かされる展開。で、刺客一人一人の“仕事”が章立てになってるんだけど、コレが一人終わったら何故か一週間前に遡るという逆行する流れ。で、コレがアレに繋がってたのか!的な面白さがあるのかと思いきや、えっ?コレで終わり?!みたいなのばかりで、結局“仕事”がうまくいったのかすら判然としないからもう…。

本業が撮影監督だけあって、映像はソコソコでしたが、出来の方は最初から最後までボンヤリと判りづらい作品でした。まあ、この出演者たちの近作を考えたらこのレベルの作品になるか…と納得出来ちゃうのも悲しいところです。