ドミニオン
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2015/08/05
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原題も'Dominion'。第三種接近遭遇系のSFスリラーです。主演は「ドールズ2」や「ティックス」に出ていたバリー・リンチと「ホーンテッド・ゾーン」のトラヴィス・ハマー。監督・脚本は「ライトニング 人類滅亡のシナリオ」のリチャード・ロウリーです。
ネバダ州に住むジェイレンという青年を訪ねるUFO研究家のロバート。1997年3月、この地でUFOの大群が目撃された夜、凶悪な宇宙人ドラコニアンが地球を狙っていて、既に各国政府に入り込んでいるというメッセージを受け取った彼。五日後には大艦隊が押し寄せてくると言い出して…。
オープニングは、火星みたいな真っ赤な砂漠を時の行者みたいなキャラが彷徨い歩く絵からスタート。実はここは地球で、シリアス目に“文明が〜”“惑星が〜”とのたまうナレーションが始まり、非常にキケンな匂いがプンプン。
その上で、前述のような話が始まるワケで…。その後も砂漠に行くとUFOと良いモン側の宇宙人が現れ、ネイティブアメリカンの協力者が出て来て…と、まあぶっちゃけるとデンパ系というか、非常にスピリチュアルな雰囲気の作品でした。
何がダメって、にわかには信じがたい事をベラベラ喋るヤツがいるのに、それを疑わないどころか驚きもせず、淡々と受け入れちゃって話が進んじゃう点。ひょっとして監督自体がそういう人なのかなあ。ある意味、宗教宣伝映画に近いノリでもあります。
終盤の展開もソレでいいのか?という。同じデンパ系でもアンドリュー・ベルウェアの作品みたいにとっ散らかってればツッコミ甲斐もあるんですが、そこそこまとまっちゃってる分、単に退屈なだけに感じられるという扱いづらい作品でした。
- 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
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