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ザ・テロリスト 合衆国陥落

SAMPLE ウーヴェ・ボル 未公開


※予告編

原題は'Rampage: Capital Punishment'。ウーヴェ・ボルの最高傑作との誉れ高いバイオレンスアクション「ザ・テロリスト」の続編が登場! 主演はもちろんブレンダン・フレッチャーで、ロックリン・マンローが共演。そしてウーヴェ・ボルも監督・脚本だけでなく、役者として登場しています。

全米史上最悪の無差別殺戮事件を起こしたビル。あれから姿を隠していた彼は、全世界の反政府主義者たちから英雄として祭り上げられていた。そんなビルが、完全武装して突如テレビ局を襲撃! 人気キャスターのチップ等、局員たちを人質に立て籠もってしまう…。

という感じで今回は立て籠りモノでした。といっても、ストックホルム症候群よろしく、主人公と人質の間にいつしか友情が…なんてヌルい展開は無く、人質が少しでも気に食わない態度を取ったりしようものなら、予告無しにいきなりバーンと惨殺!という狂いっぷり。

そして、完全に前作からの続きになってる & ボルちゃんの相も変わらずの下手っぴな演出・構成 & 前作同様に主人公が支離滅裂な言動を取るせいで、立て籠りが始まるまでは特に、本作が初見の人には何がなんだかワケわかんないであろう、キツめな作りに。まあホントに支離滅裂だから、前作を見てても混乱してしまうかも知れませんが。

更に立て籠もってからもどうかと思うシーンが続いて、特にテレビ局を包囲するSWATチームの行動は、メーカーによる“米国防総省全面協力”との言葉が眉唾にしか思えないマヌケぶり。まあコレも、ボルちゃんの演出がヘタクソなせいかも。

とは言っても、主人公による政府批判、社会批判のほとんどが意外に真っ当*1な事もあって、その言動の支離滅裂さと破壊衝動はかなり不気味でスリリング。

こんな感じで、ウーヴェ・ボルの資質を了解していて、前作が気に入った方なら必見の作品でした。来年にはパート3も公開されるようですし。

*1:スピルバーグdisはどうかと思うけど。