ラスト・デイズ・オン・アース

原題は'Beyond'。英国製の終末系SF映画です。スタッフ、キャストはほとんど知らない人たち。

地球に巨大な小惑星が接近。衝突の危機を伝えるニュースが流れる中、マヤという女性と知り合い、恋に落ちたコール。各国政府は小惑星に核ミサイルを撃ち込み、軌道を変えようとするが…。

アルマゲドン201X」みたいな、小惑星に乗り込んで頑張っちゃうぜ〜っ!というバカSFではなく、世界の終りが近づく中、あなたならどうするか?的な、ドラマ色の濃い作品でした。SFっぽいシーンは、色々あって?空に巨大宇宙船がポッカリ浮かんでたりするくらいで、ほとんどが主人公と恋人の会話で構成されています。

要するにこじんまりした「メランコリア」なんですが、低予算と思われる作品にしては映像はそこそこ頑張っている。ただ、話や会話にこれといった特徴、魅力が見当たらないんだよなあ。捻ったオチ風にもなってるけど、これもありきたりだし。正直、淡々とし過ぎて眠くなってしまう…。

あと、主演のアンちゃんはまだ良いとして、ヒロインの方が“ひょっとして宇宙人?”と思わせるような残念なルックスだから、余りロマンティックな雰囲気になれないのもダメな点でした。

ラスト・デイズ・オン・マーズ 【Blu-ray】

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