S.W.A.T. ユニット887 24時間の奪還作戦

S.W.A.T. ユニット887 24時間の奪還作戦 [DVD]
2/6リリース トランスフォーマー

原題は'24 Hours'。これまたトム・サイズモアが出演しているサスペンスアクションです。マイケル・パレミーシャ・バートンも共演。でも、監督・主演が超凡作「レッド・リベンジ」のアンちゃん、ティモシー・ウッドワード・Jr.なんだよなぁ…。

FBIがマークしていた元特殊部隊の大物テロリスト、ホワイトがロサンゼルスに現れる。そしてその夜、彼が率いる武装集団が、とあるパーティに乱入。人質四人を連れ去って…。

偶然パーティの警護をしていたロス市警のクリス。相棒を殺され、怒りに震える彼を、テロ集団は何故か交渉役に指名して…という展開です。

「レッド・リベンジ」をご覧になった方はご存知でしょう。とにかく主役のウッドワードがまたしても気の抜けたマヌケ面を披露。しかも視線が常に定まらず(カンペでも見てるのかな?監督なのに)、見ているこっちまで不安になってしまう。

更にその相棒警官役のアンちゃんも、ウッドワードに輪を掛けたマヌケ面。行き過ぎた捜査をした二人がマイケル・パレ警部に怒られるシーンは、ほとんど落第生が校長先生に叱られてるようにしか見えません。

脚本全体も具体性が無く、おかげで登場人物全員がアホに見えちゃうし、演出も普通のアクションなのに回想シーンみたいなフラッシュバックを多用するからワケわかんない…。

実を言うと、全体の出来は「レッド・リベンジ」よりはマシでした。これはサスペンスじゃなくてアクションに変わり、絵で見せる部分が多くなったおかげじゃないでしょうか。

それでもかなりの凡作。SWAT感も薄いし。

さて、トム・サイズモア出演作品は、二月にもう一本リリースされます。タイトルは「イグジット」。コロンビア製のクライムアクションです。実を言うとコレが一番見たかったんですが、サンプル版が無いのでここで。

原題は'El cartel de los sapos'(英題'The Snitch Cartel')。シャロン・ストーン主演作「ボーダー・ラン」にも出演しているマノロ・カルドナ主演のドラッグ戦争モノで、アカデミー賞外国語映画部門のコロンビア代表にまでなった作品だとか。脚本は「REC レック」のスペイン人、ルイス・ベルデホで、「11.6 最強の現金強奪犯」に出ていたフアナ・アコスタが共演です。

ネスト [DVD]

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※ルイス・ベルデホ監督作

ボーダー・ラン [DVD]

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※24時間繋がりで