ジュラシック・シティ


映画『ジュラシック・シティ』予告篇

原題も'Jurassic City'。レイ・ワイズ、ヴァーノン・ウェルズ出演の恐竜パニックスリラーです。共演はケヴィン・ゲイジ。監督のショーン・ケインは「ビーチ・シャーク」や「ロスト・ワールド2013」の編集を担当してた人で、制作会社も同じトコです。

恐竜は生きていた! ロサンゼルスの刑務所に某所からヴェロキラプトル三匹が搬送されてくるが、特殊部隊の警護を振り切って刑務所内に逃げ出してしまう。そしてその刑務所には、騒ぎ過ぎて逮捕された女子大生やコールガール、そしてようやく逮捕された強姦殺人魔が収監されていた!

この後は、恐竜騒ぎに乗じて脱獄を謀る強姦殺人魔と女子大生たち。だがその行く手には恐竜が!? そして何故かロサンゼルスの街にも恐竜が…という展開です。

冒頭から、謎の施設で暴れる恐竜vs特殊部隊、女子大生たちの乱痴気パーティ、荒んだ刑務所、ジャグジーでくつろぐビキニ美女を恐竜がパックンチョ!と、B級映画好きの男性の目を引くモノが次々に登場! ロジャー・コーマン製作じゃないのが不思議なくらい(w。

ただ、そっからの展開に何の工夫も無いあたりも最近のロジャー・コーマン作品ぽくて、ほとんどが刑務所内でのダラダラした逃走劇に終始するのは残念。結局、何故現代に恐竜がいるのかもよくわかんないし。

こんな感じで、良くも悪くも非常に劇場未公開のB級映画らしい作品でした。出てくる無名の女優さんたちが可愛いのもイイところだけど、タイプが似ていて誰が女子大生で誰がコールガールなのか区別がつき辛いのは難点(w。

ジュラシック・シティ [DVD]

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※こっちは本作とは無関係なロジャー・コーマン製作作品